チームで問題を解決するための 14 の優れたエクササイズ

チームでの協働

問題は私生活でも仕事でも毎日のように発生します。チームとして合理的かつ体系的に対応するには、練習が必要です。ここで紹介する 14 のチームエクササイズ は、まさにそれを養います。各自の強みを可視化し、コミュニケーションと協働を促し、それでいてチームに楽しさをもたらします。

問題を解決する力は、私生活でも仕事でも重要であり、誰もが身につけるべきものです。問題は私たちの身の回りのあらゆる場所で発生し、多くの人はとっさの感情で反応してしまいます。そうではなく、問題解決力を効果的に発揮すれば、合理的な思考につながります。これはあらゆる成功した企業に不可欠な要素です。プロジェクト目標を妨げる障害に素早く対応できるよう、チームが戦略を練る手助けをしましょう。

問題を認識したら、チームは取りうる対応策を洗い出し、そのなかから問題解決に最適なものを選ばなければなりません。問題解決エクササイズの目的は、メンバーの強みを把握し、問題解決という複雑な作業に関するスキルと戦略を培うことにあります。そして同時に、チームで楽しむことにもあります。

私たちは、複雑な問題をよりうまく解決する助けとなる、チーム向けの問題解決エクササイズを 14 種類まとめました。これらのエクササイズは、その過程でチーム内の協働、結束、コミュニケーションも自然と促します。

エクササイズ

1. タワーづくり

用意するもの:乾麺のスパゲッティ、マスキングテープ、ひも、マシュマロ

参加者を複数のチームに分け、用意した材料を使って 15 分以内にできるだけ高い自立式のタワーをつくってもらいます。マシュマロはタワーの一番上に載せます。最も高いタワーをつくったチームの勝ちです。このエクササイズはチーム内の協働と結束を促します。

2. 課題をこなす

用意するもの:さまざまな品物

参加者を 2 チームに分け、それぞれに課題リストを渡します。課題の難易度は進むにつれて上がっていきます。最も簡単な課題から始め、最も難しい課題をリストの最後に置きます。課題の例:

  • あるテーマについて 100 語の詩を書く。
  • 遊んでいる場所で簡単に手に入る品物を見つける。
  • 缶やコップ 1 杯分の飲み物を飲み干す。
  • 数独またはクロスワードを解く。
  • ある曲(たとえば童謡やクリスマスソング)の歌詞をすべて書き出す。

3. 宝探し

用意するもの:さまざまな品物

複数の品物を部屋に隠し、それぞれに次の品物へのヒントを仕込みます。参加者を 2 チームに分け、それぞれに探すべき品物のリストを渡します。宝探しに出かけ、品物を一つずつ見つけてもらいます。見つけた品物には次の品物へのヒントが含まれており、リスト全体を探し終えるまで続きます。すべての品物を最初に見つけたチームの勝ちです。

4. 卵を守れ

用意するもの:卵 1 パック、いくつかの工作材料(新聞紙、ストロー、テープ、ラップ、風船、輪ゴム、アイスの棒など)

各チームは卵を 1 つ受け取り、工作材料からいくつかを選び、20 分以内に卵が割れないよう守るための入れ物をつくります。次に、それぞれの卵の入れ物を高いところ(高いテーブルや別の階)から落とし、どの入れ物が卵を守れるか確かめます。複数の卵が無事なら、卵が 1 つになるまで落とす高さを上げていきます。このエクササイズは協働と意思決定を促します。

5. 部屋からの脱出

チームの協働を高めるもう一つのエクササイズが、施錠された部屋からの脱出です。このエクササイズには、ロープ、鍵、部屋、そしていくつかのヒントや謎が必要です。メンバーを部屋に閉じ込め、部屋に隠されたヒントを探してもらいます。一つのヒントが次のヒントにつながり、最後のヒントで部屋を出るための鍵が見つかります。

ちなみに、本格的な 脱出ゲーム は、今では多くの街にあります。

6. 閉じ込められて

チームに次のシナリオを提示します。あなたたちはオフィスに閉じ込められ、ドアは施錠されています。ドアを壊したり窓を割ったりすることはできません。チームには 30 分の時間があり、生き延びるためにオフィスで必要な 10 個の品物を、重要度の順に決めなければなりません。ゲームの目的は、時間終了までに全員が 10 個の品物とその順位について合意することです。

7. 逆さピラミッド

メンバーに、水平にピラミッドの形で並ぶよう伝えます。次に、3 人だけを動かすことで、ピラミッドの底辺と頂点を入れ替えるよう求めます。これは特に、小さなチームを多数競わせる場合に優れたエクササイズです。どのチームが逆さピラミッドをより速くつくれるかがはっきり分かります。それをやり遂げたチームの勝ちです。このエクササイズは適応力と協働を養います。

チームでの問題解決エクササイズ

8. 地雷原

このアクティビティでは、椅子、水のボトル、袋、箱などすべての品物を空き部屋に配置し、参加者が部屋の端から端へ移動する際にそれらを避けなければならないようにします。各チームは 2 人で構成され、うち 1 人は目隠しをします。すべてが見える側の人は、目隠しした相棒を指示で導き、どの品物にも触れずに部屋の端から端へ進ませます。このエクササイズはメンバー間のコミュニケーションと協働を高めます。

9. 凍傷

用意するもの:さまざまな工作材料(シート、テープ、ひも)、扇風機 1 台、目隠し 1 つ

5 人ずつのチームをつくり、各チームでリーダーを 1 人選びます。各チームは 30 分以内に工作材料でシェルター(避難所)をつくります。リーダーは「凍傷」を負っているため、チームを物理的に手伝うことはできません。一方、ほかのメンバーは雪盲(雪目)になっています。30 分が経過したら扇風機を回し、どのシェルターが吹き飛ばされ、どれが残るかを確かめます。扇風機の風に耐えるシェルターをつくったチームの勝ちです。このエクササイズは意思決定力を高め、さまざまな状況にどう適応するかをチームに示します。

10. 人間の輪

参加者全員が輪をつくります。次に、それぞれが自分のすぐ隣ではない 2 人の手を取ります。全員がこのように絡まったら、その結び目をほどいて完全な輪をつくります。ただし、ほどく際に握り合った両手を離してはいけません。このようなグループでの問題解決エクササイズは、その場の状況に適応する力を養います。

11. 縮んでいくスペース

用意するもの:ロープ(代わりに毛布や帯でも可)

このエクササイズはチームの適応力を養います。ロープで、参加者全員が十分に入れる形を地面に描きます。チームはその中に立ちます。スペースを少しずつ狭めていきます。参加者全員が協力し、縮んでいく境界の内側に全員がどうやって留まるかを考えなければなりません。

12. レゴづくり

用意するもの:レゴブロック

全員を 2 人以上の小さなチームに分けます。どのチームにも属さない進行役を 1 人選び、10 分以内にレゴブロックで何かをつくってもらいます。ほかのチームは 15 分以内に、その造形物(大きさや色も含めて)を正確に再現しなければなりませんが、各チームから 1 人だけがそれを見ることを許されます。その 1 人は、造形物の大きさ、色、形を自分のチームに伝える方法を見つけなければなりません。ただし、組み立てを手伝ったり、自分のチームの造形物に触れたりしてはいけません。このエクササイズは、明確なコミュニケーションの重要性を浮き彫りにします。

13. 場所の入れ替え

用意するもの:チョーク、ロープ、テープ、または紙(場所を区切れるもの)

進め方:グループを 2 チームに分け、互いに向き合うように前後に並ばせます。チョーク、テープ、ロープ、または紙(場所に応じて)を使い、各自が立つマスを一つずつ描き、さらに 2 列の間に空きマスを一つ描きます。目的は、向かい合った 2 列が場所を入れ替えることです。その際、移動の仕方は次のように制限されます。

  • 一度に動けるのは 1 人だけ。
  • 同じ方向を向いている人を回り込んではいけない。
  • 後ろ向きに動いてはいけない。
  • 一度に相手チームの 2 人以上を回り込んではいけない。
    このエクササイズはチームの適応力と協働を促します。

14. 最悪のアイデアから始める

「ばかげた」アイデアが、ときに最良のアイデアになります。全員に、今ある問題に対して最も「ばかげた」解決策を考えてもらいます。こうして長いリストができたら、それを見直し、よく考えると意外とばかげていないものを一つ選びます。このエクササイズは、問題を素早く解決する助けになります。

もちろん、それぞれの解決策の案を一つの長いリストにまとめる代わりに、マインドマップ に集めることもできます。そうすれば、ブレインストーミングの直後に実行へ移れます。


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